こんにちは。REBORN HOTELです。
本日は当ホテルの入り口でお客様をお出迎えしている、こちらの観葉植物を紹介したいと思います。
この植物の名前は『ビカクシダ』と言います。
その名の通りシダ科の植物で、入口に大きく飾られており、当ホテルの顔といえるくらいの存在感を発揮しています。
このビカクシダ。どんな植物か?なぜ入り口に飾っているの?という点をご紹介したいと思います。
『ビカクシダ』ってどんな植物?
学名 | Platycerium |
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別名 | コウモリラン |
漢字 | 麋角羊歯 |
科名/属名 | ウラボシ科/ビカクシダ属 |
原産地域 | アフリカ・マダガスカル・オーストラリア・アジア・太平洋諸島など世界各地の熱帯地域 |
特徴 | 野生では樹木や岩に着生。温かい地域の植物なので寒さには弱くて暑さに強い。 |
水やりは季節によっても違うのですが、基本的には土が乾いてからあげるので、頻繁にあげる必要はありません。
ダイナミックな葉っぱが特徴のシダです。
室内でも育てやすく、観葉植物として人気があり、ここ数年ブームが来ています。
鉢植えはもちろん天井からも吊るせるので、インテリアとして育てている方もたくさんいらっしゃいます。
なぜビカクシダが入口に?
さて、この『ビカクシダ』が当ホテルに来たのかと言いますと…
きっかけは、支配人が育てるのにハマったからです!!!
なんでも数年前から自宅でたくさん育てているそうなのですが、玄関に飾るとインパクトがある、という事で『ビカクシダ』がやってきました。
ただ、インパクトがあり、支配人がハマったから飾ろう!となったのでは無く、ビカクシダが持つ意味も調べて置く事が決まりました。
『ビカクシダ』は先に紹介した通り漢字では「麋角羊歯」と書きます。
「麋」って漢字珍しいですよね。
「麋」という漢字、中国の空想上の神獣とされており、シフゾウ(四不像)と呼ばれる鹿のような生き物を指しているのではと言い伝えられています。
そのため、葉っぱが鹿のツノの形に似ていることから「麋角」という名前が付けられました。
鹿は神聖な動物とされており、奈良の鹿も春日大社にやってきた神の使いだと伝えられていますよね。
そして、鹿のツノは縁起物とされており、福を呼び込んでくれると信じられています。
そういった縁起の良い意味・文字が使われている事から、お越しいただいたお客様にとって良い日になりますようにという気持ちを込めて『ビカクシダ』を玄関に飾っています。
また、最近は阪急百貨店でポップアップショップが展開されていたり、朝の連続テレビ小説「らんまん」で園芸が取り上げられていたり、植物に興味をもった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
※ちなみに、第14週のタイトルになっていたのは「ホウライシダ」。こちらのシダは力強いビカクシダとは対称的な可愛い佇まいです。
是非とも当ホテルにお越しの際にはご自由に見て撮影し、ぜひSNSにシェアしてくださいね!
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