観光情報媒体

私たちREBORNの10階から外の景色を眺めると、JR新今宮駅と大阪環状線の電車が眼下に見えて、その向かいに大きな空地が広がっています。
これが2022年に開業予定、「星野リゾート」のホテル建設予定地です。
その動向には常に深い関心を持って追いかけつつ、また、「業界の巨人」から謙虚に色々なことを学んでゆきたい、そう考えています。
 
先日、「星野リゾートのおもてなしデザイン」(日経BP社)という本を読んでいたところ、星野佳路代表のインタビューの中に次のような言葉ありました。

 

「ホテルは泊まるものだけではなく、新しい観光情報媒体としても機能する。」
(星野リゾートのおもてなしデザイン P63)

 
「新しい観光情報媒体」。
私たちREBORNが今、まさに未来に向かってやろうとしていることの一つに、的確な言葉を得た思いでした。
 
 
以前、中国浙江所の杭州(アリババ起業の地として有名です)の30代の若手ビジネスマン達と交流する機会がありました。
その中の一人でウェブマーケティングを専門とする女性から次のような発言がありました。
 
「私たちが日本への旅行や日本製品から求めるもの。それは『物語』であり『歴史』だ」
「面白さ・楽しさ・迫力・美しさ・・・ポジティブなパワーを持つのなら、モノでもコトでも何でも商品として開発する」。
思わず身構えてしまいました。言葉に迫真力がありました。
 
「大阪の観光業イノベーションの中心地・新今宮」。
その中でも極めて恵まれた立地にある私たちREBORBが成長してゆく道。それはこの中国人ビジネスマンの様な人たちから「観光情報媒体」として一目置かれる存在になること。そんな目標が見えてきました。

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