ホテル業界「異業種参入の波」

ホテル業界は今、訪日外国人旅行者の増加がエンジンとなって、建設ラッシュとなっています。
こちらでもご紹介した通り、異業種からの参入も相次いでいます。
パナソニック、民泊参入 この「異業種参入の波」。
私たちREBORNにとって、とてもいい刺激になっています。
私たちの仕事の中で、ご宿泊中のお客様の安全を確保し、清潔で安心できる空間を提供することは絶対に守らなければならない使命です。
 
定型的で地味な作業を毎日丁寧にやり抜くことが求められます。
凡事徹底。
少しのミスもあってはならない減点法の世界です。
 
それに対して、お客様にホテル内で楽しんだり寛いだりして頂けるイベントを実行したり、様々な宿泊プランを企画しご提供することは、非定型的で自由度が高く、バリエーションはほぼ無限、と言っていいと思います。
こちらは逆にミスを恐れない果敢なチャレンジが求められる加点法の世界です。
 

異業種からホテル事業への参入事例

この企画を考えるための、イマジネーションの源泉になりそうなのが、今起こっている「異業種参入」です。
大阪では8年前に、エルセラーン化粧品株式会社がホテルエルセエラーン大阪を開業しています。
大阪の異業種参入ホテルの先駆けです。
 
東京の下町・足立区の老舗洋菓子店、ドンレミーはホテル・ココ・グラン北千住を10年前にオープンし、現在はホテル・ココ・グラン高崎など4施設を運営しています。
 
2社とも自社の「本業」である化粧品や洋菓子を、宿泊のお客様へ提供していますが、それを前面に出さず、ホテル業としてのブランド構築に成功しています。ただお客様がこれらのホテルの存在を知り、「化粧品×ホテル」「洋菓子×ホテル」というイメージを想像で掛け合わせたとき、多くのお客様が普通のビジネスホテルには無い「+α」を感じ取られることは間違いありません。
 
私たちREBORNにとっての「+α」は何か。日々の「凡事徹底」を肝に銘じながら、「目線を少し高くすること」の必要性を感じています。

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